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気管支喘息・咳喘息

小児喘息・気管支喘息から子供を守りたい!原因や予防を考える | e-情報.com

気管支喘息・咳喘息

気管支喘息とは、息をする時の空気の通り道(気道)に、慢性の炎症がおき、そのために気道がせまくなり(気道狭窄)、繰り返し咳や、ゼ―ゼーヒューヒュー音がする喘鳴、呼吸困難が生じる呼吸器系の病気です。

気管支の内側の粘膜で、分泌物(痰、たん)が増えるとともに、粘膜を囲む筋肉が縮むために空気の通り道が狭くなり、呼吸が苦しくなってしまいます。狭い気道を空気が通るため、ゼイゼイやヒューヒューという音がします。このゼイゼイして苦しい状態を喘息発作と呼びます。

ひどい喘息発作は、アレルギー反応やかぜのウイルスが原因で起きますが、喘息発作がないときでも気管支粘膜には、様々な異常が残っていて(下の図参照)、運動や冷たい空気などの刺激で喘息発作が起きやすくなっています。これを慢性気道炎症による気道過敏性亢進と呼びます。

気管支喘息の治療は発作期の治療発作を減らすための長期管理の二つの大きな柱があります。

気管支喘息の発作時の治療は、ネブライザー吸入や点滴などで症状を軽減させます。しかし、点滴や吸入療法を行っても呼吸状態が改善しない場合は、入院治療をお勧めすることもあります。

こういった喘息発作を減らすために、普段からステロイドの吸入や内服治療を行うことで慢性気道炎症を改善することがとても重要だとわかってきました。発作を予防するための吸入治療や内服治療を長期管理と呼びますが、これを行うことで入院治療が必要なお子様が大きく減少したと報告されています。

咳喘息

咳喘息・気管支喘息の原因や症状・治療|三重県名張市のうえなみ内科クリニック

風邪症状の治りかけに咳だけが残ってしまうことや、ひどいアレルギー性鼻炎の後にいつまでも咳症状が続いてしまうことがあります。このように始めの原因は様々ですが、その後2~3週間からひどいときは数か月ほど咳症状が残ってしまうとき、私たちは咳喘息として治療を行います。

耳鼻咽喉科では、風邪症状の終わりに起こりがちな副鼻腔炎などがないことを確認して咳治療を開始できるため(副鼻腔炎があるときは、そちらを治した方が早く咳が治まります)咳の症状でも耳鼻咽喉科を受診する意味があると言えるでしょう。

咳喘息では内服治療だけでは症状の軽減が難しいときがあります。時には気管支拡張剤を含む吸入薬などを使った方が効果的に咳症状の軽減が期待できることもあります。長引く咳が改善しないときは我慢せずにご相談ください。

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