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アレルギーの原因物質を知る

アレルギー外来 | 田中小児科医院 豊田市の小児科

 

アレルギーの原因物質を知る

一年中症状がある通年性アレルギー性鼻炎の原因としてはダニ、カビ、ガ、ネコやイヌなどが挙げられます。

スギ花粉症に代表される季節性アレルギー性鼻炎の原因物質には、スギの他にヒノキ、カモガヤ などのイネ科花粉、ブタクサ、ヨモギなどのキク科花粉、ハンノキ、シラカンバなどがあります。住んでいる地域によって多く飛ぶ花粉の種類、量、時期は変わります。

これら、アレルギー の原因となる物質のことを「アレルゲン」と呼ぶのですが、どのアレルゲンに対するアレルギーがあるかの検査の中で最も多く行われているものは採血検査です。

採血検査でアレルゲンに対する抗体の有無をチェックできるのですが、検査できる項目は100種類以上あるためすべてを一度に調べることはできません。

そのため、ほとんどの医療機関では代表的なアレルゲンをいくつか選択した10項目程度を検査項目セットとして前もって決めてありそのセットで検査することが多いです。

当院ではViewアレルギー39という、鼻炎のみならず食物、皮膚アレルギーの原因となるものも含めた主要アレルゲン39項目をまとめて調べる検査をおこなっています(3割負担で約5000円程度)。

 

ドロップスクリーン(アレルギー検査)

ドロップスクリーンとはアレルギーの原因物質を調べるための検査方法です。

 

 

自分が何のアレルギーを持っているのかあらかじめ知っておけば、日常生活で様々な対策をとることが可能です。

今までは注射器を使用して検査を行っていたため、お子様の採血などは困難でした。

しかし、ドロップスクリーンを使えば、必要な血液の採取量は1~2滴(20μl以上)で十分検査が可能です。

また、ドロップスクリーンの検査結果は30分程度で結果が分かりますので、お子様や時間のない方にとても便利な検査といえるでしょう。

 

またドロップスクリーンは吸入系アレルギー(花粉やハウスダストなど)だけでなく、食物アレルギーの原因物質も一緒に調べることが可能です。

ただし、血液検査で陽性となったからと言って必ずしも食事制限が必要かさらに検査が必要となることがあります。検査結果については細やかに説明させていただきます。



この検査のデメリットはアレルギーの原因物質しか調べることができないことです、治療方法によっては非特異的IgEや腎機能・肝臓機能なども調べておいた方がよいこともありますが、そういった検査はできません。

また、当院にある検査機械は一台のため、前の患者様の検査が終わらないと次の患者様の検査ができません。そのため、前の検査が終わるまで待ち時間がかかることがあるかもしれません。


費用:15800円(3割負担:4740円程度)

 

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