多治見市で耳鼻咽喉科専門クリニック「多治見よこた耳鼻咽喉科」を開業しております。花粉症、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、外耳炎など耳鼻咽喉科特有の病気でお困りの方は是非お気軽にご相談下さい。またお子さんから高齢の方まで多くの方にお越し頂いていますし、耳掃除だけでも遠慮なくお越し下さい。

当ブログは耳鼻咽喉科の話題だけではなく、クリニックの仕組みや医療機器の紹介、流行りの病気、健康に関する情報をお届けしたいと考えています。最後までお付き合い頂けますと幸いです。

本日のテーマは、

「お子さんの受診について　」

 

暦では秋らしいですが、まだまだかなり暑い日が続いております。皆さまお変わりございませんでしょうか？　今年は暑さも厳しいですが、感染症に関しても季節外れの病気が流行ったりして、特にお子さんにおいては例年以上に医療機関を受診している方が多いと聞いております。

耳鼻咽喉科を受診するお子さんの気持ちは･･･？

どの医療機関も子どもにとっては嫌な存在だと思いますが、その中でも特に怖いのが「耳鼻咽喉科」。耳鼻科医にとっては寂しい限りですが（苦笑）、科目の特性上仕方がありませんね。

小児科もワクチン注射という恐ろしい仕打ちを受けますが（小児科の先生、すみません！あくまで子ども目線の話です）、耳鼻科も鼻やのどに銀色の冷たい器具を入れられるというホラー体験をしなくてはならないから。

大人でも怖い方もみえますので、子どもにとっては何というヒドい事をする人なの？って思われてますよね。その結果くしゃみが出たり、涙目になったり、咳が出たり、いい事はひとつも、いやひとつしかない（病気が治る！）、辛い体験です。

「ママ、病院に行きたくない！」

「ダメ、診てもらわないと病気が治らないよ！」

「いやだ～」

こんなやり取りを延々と繰り返さないといけないお母様のご苦労、本当に共感致します。お子さんが行きたいクリニックという不可能な？ミッション（ミッションインポッシブル）に挑戦すべく、当院では様々な作戦を遂行しています。

キッズルームでお過ごしください！

5月のリニューアルオープンの中での目玉の一つが「キッズルーム」の改装。

少し大袈裟ですが、明るく、可愛く、楽しめるエンタメスペースを目指しました。まずは可愛い球形のペンダントライトで、その時々で色や明るさを変える事が出来ます。また靴を脱いで上がれて、ウッディな内装にしています。もちろんお約束のアニメは常時上映中です。

そして一番のこだわりは、保護者の方が座ってお子さんの様子を見ることが出来るようにした点です。ちょっとしたカウンター席になっていますので、お子さんの様子を見ながらお待ち頂けます（充電コンセントもございます）。

 

ガチャガチャがもらえます！

ガチャガチャってカプセルの中身よりも、何が出てくるかがドキドキワクワクしますよね。当院ではそのようなワクワク気分を味わって頂けます！

ただし毎回ではなく、基本的に初めて来てもらったお子さん、治療がひと通り終わったお子さんにメダルをお渡ししています。

時々「今日はもらえないんですか？」と聞かれますが、毎回お渡ししない理由がございます。それは「新鮮さを失って欲しくないから」。

いつももらえるを当たり前になって、感動が薄れます。本来の目的である「頑張って病気を治した！」「頑張って病院に来てくれた！」がなくなってしまうからです。ですのでお子さんがぐずっても、そこは我慢して次回に備えましょう（笑）。

 

医師も頑張ります！

いくらキッズルームやガチャガチャで誘っても、医者が怖ければ絶対に来てくれませんね。見た目は体も大きくて少し怖いかも知れませんが（中身は優しいんです！）、恐怖感を与えない診察をなるべく心がけております。

お母さんと一緒に病気を治していきたいと思っていますので、診察中お子さんが暴れないようご協力お願い致します。

 

まとめ

本日は「お子さんの診察について」というテーマでお届けしました。

病院が嫌いなお子さんの大半は、過去の診察で怖い想いや痛い想いをした経験のせいかも知れません。当院がそうでないとは言い切れませんが、病院嫌いにしないように心がけておりますので宜しければ一度ご来院頂けると幸いです。

それでは、また次号でお会いできるのを楽しみにしております。

 

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編集後記

5月のリニューアルオープンから、あっという間に3か月が経ちました。おかげさまで新しい患者さんにもたくさんご来院頂き、本当に感謝しております。

忙しい時間帯ではお待たせする事もあるかと思いますが、改善できるよう全員で精進致します。まずはお礼まで。

 

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＜知って頂きたい病気と、治療法＞

● 睡眠時無呼吸症候群（すいみんじむこきゅうしょうこうぐん）

ヒドいいびきをご家族に指摘されたり、充分眠っているはずなのに日中いつも眠い方は、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。将来の重大なリスクになる隠れた疾患ですので、まずは検査をお勧めします。
病気の原因、検査方法、治療について、細かく説明させて頂きます。

● 舌下免疫療法（ぜっかめんえきりょうほう）

スギ花粉症は今や日本人の5人に1人が苦しんでいる国民病と言われています。従来は治らない病気と言われていましたが、この治療法が合えば根本的な治癒になる可能性があります。時間のかかる治療法でもありますが、専門医としてお勧めします。

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